2026年度のF1は、レギュレーションが大きく変更されます。
今年の3月に、2026年からのF1の新レギュレーション、主にPUについて掲載しました。
PU以外についても、変更点がありますので新レギュレーションとして更新します。
電動化について
MGU-H(熱エネルギー回生システム)を廃止し、MGU-K(運動エネルギー回生システム)
の出力を大幅に増やし、エンジンとモーターの出力比率を、50:50にする。
ドライバーがMGU-Kの出力を一時的にブーストできる「オーバーライド」モードが
導入されます。
燃料について
100%持続可能な燃料を利用します。100%持続可能なエネルギーとは、二酸化炭素の
排出量をゼロに抑えただけでなく、世界中で市販されているガソリンエンジンの自動車の、
燃料として利用できるものを言います。
エンジンについて
1.6リッター V6 ターボエンジンの基本的構造は変わりませんが、出力が制限されます。
車体サイズ
ホイールベース、3600mmから3400mmへ短縮
車幅、2000mmから1900mmへ短縮。車幅短縮により、タイヤの幅も小さくなります。
最低重量、798kgから768kgへ軽減
エアロダイナミクス
可動式のフロントウィングとリアウィングの採用
ストレートでは、空気抵抗を軽減する「Xモード」に切り替え可能
コストキャップ
PUメーカーには、予算の上限(コストキャップ)が設けられます
PU(パワーユニット)以外にも、車体やエアロダイナミックスといったところも、
レギュレーションの変更がありました。
この後も、レギュレーションの変更がありましたら、掲載していきます。
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